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残念

ノーベル文学賞が、トルコの作家さんに決まりました。

密かに日本人3人目の受賞となるか!と期待していたので、とても残念でなりません。

それというのも・・・

高校の終わりから進学する頃に掛けて、流行ってことで「ノルウェイの森」を読んだらスッポリとハマってしまい、以降かなりの村上春樹フリークとなってしまいました。
ちょうど遠距離恋愛が確定して、文通生活(当時はメールなぞありませんでしたから)が始まったのと微妙にシンクロしてたからかも知れませんね。

その後、当たり前のように原点回帰で「風の歌を聴け」を読み、独特のリズムや空気感が心地良く、本屋で見かければ即買い、翻訳した物まで読み、作品中に登場した作家まで読み広げる有様だったり。
当然の如く、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」や、トーマス・マンの「魔の山」は読みましたです。
さすがにデレク・ハートフィールドの作品は読めませんでした。
(架空の作家ですからね)

そんな村上春樹作品の中で好きなのは・・・と挙げるのは難しいのですが、ベタではありますが「ノルウェイの森」は思春期の感性に深く刻み込まれましたし、「風の歌を聴け」はもう何度読み返したか分からないくらい好きですね。
その中で、長編では「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が好きです。
ふたつの全く違う物語が、次第に交差して融合していく流れは読み応えがあります。
そして何より、好きな一節

  「疲れを心の中に入れちゃだめよ」

  「いつもお母さんが言っていたわ。
   疲れは体を支配するかもしれないけれど、
   心は自分のものにしておきなさいってね」

  「心は使うものじゃないよ。
   心というものはただそこにあるものなんだ。
   風と同じさ。君はその動きを感じるだけでいいんだよ」

疲れたとき、よくこの言葉を思い出したりします。
疲弊は心を蝕んでしまいがちです。
言い訳をしたり、他人のせいにしたり、そして嫌な自分に気付いてしまったり。
物語の秀逸さとは違ったところで印象に残る小説です。

そして、短編で好きなのは、「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」かな。
好きな短編も沢山ありますけど、ほんわかした気持ちになれるのっていいかな?ってね。

と、最近の「海辺のカフカ」や「アフターダーク」はイマイチ解んないなぁと嘆きつつも、ノーベル賞!すげー!って言いたいなと思ってたんですけど、残念ですねぇ。

ビールを飲みつつ残念会をひとり催しておりますが、今夜は短編でも読んでみようかな。
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