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悲願のJ1昇格

実に6年、長かったです。

一度晴れ舞台を知ってしまっただけに、
その年月以上に長く感じられたものです。

2003年の晩秋、大分で涙した降格決定の日、
またすぐに戻ってくると誓ったあの日が遠い昔のように思えます。

J1昇格が至上命題となっていながらチーム作りに迷走し、
それでも少しずつ積み上げ、
ようやく昨年には入れ替え戦にまでたどり着くものの力尽き、
またも涙に暮れたものでしたが、
その悔しさが今年の土台になっていたのは言うまでもありません。

今年は組織だった守備の堅さによりJ2最少失点が現すように、
昨年のように土壇場で追いつかれたりすることも少なく、
また更に磨きの掛かったセットプレーによる得点も増え、
手堅く勝ちきれるという印象につながるのは、
やはり昨年の悔しさを力に代えたメンタル面の強さが備わってのことなのでしょう。

スタートダッシュには成功したとは言えませんが、
第1クールは梁を軸にセットプレーからの得点機会を活かし、
FWの決定力不足を補うことで昇格圏の3位をキープ。

第2クールは苦手な夏場に最下位横浜FC戦で内容も悪く惨敗し、
今年もこれまでかと思いきや、スーパーサブの中原が大活躍。
夏場7月~9月を 10勝4敗4分 と十分な好成績で乗り切り、
大接戦ながら2位の位置をキープすることができました。

第3クールは、試合ごとに組み合わせを変える
懸案のボランチの一角に富田が大事なピースとしてハマッたのが大きいでしょう。
攻めには難があれども、スペースを埋める動きやボールダッシュに優れた
ミスターベガルタ千葉直樹とのマッチングが良く、
もともとボールコントロールが上手く、パスをさばく能力す優れていましたが、
小さなカラダに似合わないハードなマークで攻撃の機転を潰しす姿は
完全なる覚醒といって良いのではないでしょうか。
そもそも、ボランチの選手であるにもかかわらず、
秘蔵っ子だからか当時監督の都並がサイドバックにコンバートし、
そこでボロボロだったために自信を失っていたのでしょう。
翌年のサンタナ監督にも「小さな巨人」と言わしめたものの、
なかなかレギュラーを取るまでには至りませんでしたが、
今年ようやく開花しましたね。
叩かれた時期などあった分、とても感慨深いです。

そしてもうひとり、終盤のキーとなる選手は、
やはり中島裕希でしょう。
一昨年の序盤の大活躍から一転、ゴールから遠ざかり、ゴールから見放され、
打てと思うときに打たず、ポスト横のボトルにばかり当てていたエース。
それでも前線からの守備で試合を作れることから
点が取れなくてもスタメンに名を連ねていたがために、やはり叩かれていました。
シーズン中盤は、すっかり自信を失ったようなプレーで
試合からも遠ざかったりしていましたが、
一気に復活です。
それでもホントかなぁ?と信じ切れない部分もありましたが、
入籍したとの報道で、なるほど!と。
FWなんて、ちょっとしたキッカケなんですね。
きっと、この復活は本物なんでしょう。


そんな51節の長いシーズンも残り僅か。
4試合を残すのみとなっています。
現在2位につけ、3位、4位との勝ち点差からすると
あと1勝すればかなーり楽になるというところまでたどり着きました。

数字だけの計算上では、仙台が勝ち、甲府・湘南がともに勝たなければ
仙台の昇格が決定しますけど、どちらも勝たないなんて先ず無いでしょうし、
そもそも昇格決定はホームでという願いも強いので、
今節はリーチだけで止めておきたいところであります。

しかし、それも悩ましいところでありまして、
今節昇格決まらないとすると、次節ってことになるんですけど、
こまったことに仙台vsC大阪の試合は日曜日。
甲府vs湘南の試合は土曜日に開催されるのです。
ってことは、日曜を待たずして、土曜の時点で昇格が決まってしまう恐れも・・・
ちょっとそれは微妙すぎます。


と、そんな計算をしばらくしておりましたが、
やはり昇格の瞬間は見逃してはいけませんので、
どちらにしても水戸にやってくるわけです。

仙台からも大挙水戸入りするらしいとのことで、
駐車場がとても心配です。
だったら、そこそこの距離の無料駐車場に停めて、
スタジアムまでは自転車で行こう!と、
折りたたみ自転車を積んできました。

午前8時。ホテルをチェックアウト。
外に出ると、ベガルタ仙台の運搬のトラックが停まっていました。

ベガトラック

これはなんだか幸先良い感じ。

臨時駐車場の県庁駐車場に着きますと、
既に3台ほど宮城からのお客様が来ておりました。
開場は10時30分、ここからのシャトルバスも9時からなので、
まだまだ早いんですけどね。

私は颯爽と自転車をおろして組み立て、
爽やかな空の下、気持ちよくこぎ出しました。

この度、改装してリニューアルされたケーズデンキスタジアム水戸は
この試合がこけら落としです。
確かにいっぱいお客さんは入るのでしょうけど、
相手としてどうなんですか?

ケーズデンキスタジアム水戸全景


スタジアムに着くと、既にアウェイ側は長蛇の列になっています。
こりゃマズイと順番を確保し、ちょっと周りを見学。
メインスタンドの屋根がとても高く、
ゴール裏は狭くて芝生席。
ウェイゴール裏に大型のアストロビジョン(Panasonic製)が設置されていて、
とても綺麗です。

ケーズデンキスタジアム水戸正面


10時に近付くにつれ、列は更に伸び、カオスな状態へ。
そんな中、大学時代のサークルの先輩にバッタリ会ったりと、
ちょっとしたサプライズも用意されていました。

10時30分、スタジアム入りして席を確保。
そして、早めのお昼ご飯も調達です。
もちろん納豆関係。

スタ飯


この頃になるとテンションも上がってきまして、
勝って欲しいと思うのはもちろん、もう決めるなら早めに決めちゃえ!
もう、今日昇格しちゃえ!と思うようになってきました。
なにしろ、大入りに近いスタンドの半分以上が仙台サポなんですから。

試合開始前


そして試合開始。
と思ったら前半2分、あれあれ!?という間にこぼれ球に中島が詰め、
撃て!と思うと同時撃った!そして、は、は、入ったっぽい???
席と逆サイドのゴールだったので、何が何やらでしたが、
開始早々の素晴らしいゴールが決まったようです。
見ず知らずの周りのサポとハイタッチで喜びを分かち合います。
しかし、あんなに思いっきり撃てるんだね、中島 。・゚・(ノД`)・゚・。

0-1


でも、これで油断してちゃいけません。
水戸には荒田という凄いストライカーが復調してきましたし、
吉原も相変わらず怖い存在です。
そして、控えではありますが、高崎は荒田よりも怖いかも。
とにかく、無失点でいって欲しいです。

しかし、我が軍は盤石です。
ユニットを組んだ守備が機能していると、点を奪われる気がしません。
時折、良いシュートも飛んできたりしますが、
守護神林が危なげなく処理してくれます。

そして、23分、CKを得まして、梁からニアへの鋭い弾道の球が蹴られると、
そこに飛び込んで綺麗に流して決めたのは、
ミスターベガルタ千葉直樹でした。
梁は昇格決定のゴールは直樹に獲らせたいと言っていましたが、
そのホットラインで決まるとは。
実に素晴らしいヘッドでした。

0-2


更に後半13分、左サイドをえぐった朴がタッチライン際マイナスにパスを出すと、
ゴール前に詰めていたサーレスは滑り込むもののタイミングが合わず、
嗚呼・・・と頭を抱え込みそうになった次の瞬間、
そこに飛び込んできた菅井が蹴り込んで 0-3!
ほぼ、左SB → 右SB という展開からの得点です。

0-3


そしてダメ押しは、後半34分、
裏を取った関口がゴール前まで持ち込み、
自分で打つかと思いきや横にパス。
そこに併走して走り込んでいたソアレスが難なくゴール。
0-4!

0-4


で、ハーフタイムくらいからザワつきはあったのですが、
他会場、湘南、甲府とも負けているらしいとの情報が駆け巡り、
これは・・・このままだと昇格の流れ?!
両チーム引き分けでも昇格決定ですから、これは一大事です。

4点リードでほぼ勝ちが見えている今、
同時キックオフの他会場の様子が気になるのは皆同じ。
あちこちで携帯を操作する人が見えます。
そして、ざわめきが大きくなります。
そんな中、警備員達が長いロープを持ってきて、
スタンバイし始めています。
おいおい、降りていかないからやめてくれよ~と苦笑い。
妙な空気が流れています。

ロスタイム4分。

ロスタイム


どうせなら無失点試合をと願いながら、
携帯で情報を再読み込みしまくります。
うわっ、湘南が同点に追いついた!甲府は負けている。

そして、目の前で関口がボールキープをし、
厳しく当たられたところでホイッスルが鳴りましたが、
ファールだと思っていたら試合終了。
一瞬の勝利の歓喜が湧き起こりましたが、
またすぐにざわつきに変わります。
他会場が終了したという情報がなかなか入ってきません。
もしや、ロスタイムで勝ち越したか?
勝ち試合なのに妙な静寂がスタジアムを包みます。
選手が整列し、挨拶をする頃、
バックスタンドの後ろの方から歓声が起こり始め、
「えっ?決まったの?決まったの?」
そんな声が聞こえるのと同時に、歓声は仙台側を埋め尽くしました。

選手は抱き合って喜んでいます。
喜んでいるんだけど、なんだか実感が湧かないな~なんて思っているうちに
選手がバックスタンド側、目の前にやってくると、
涙がボロボロと流れてきました。

昇格の歓喜1


2003年大分で流した涙、マルコス引退で流した涙、
熊林が仙台を去るときに流した涙、そして去年磐田で流した涙。
たくさんの選手、スタッフが仙台を去っていきました。
もっと早く上がるはずだったんですけどね。

昇格の歓喜2


選手バスを見送り、勝利の余韻を残したまま帰路につきました。

バスお見送り



たかがサッカー。
されどサッカー。

きっと、たかがサッカーで、一部に昇格したくらいで泣くほど?と思われそうですが、
90分の間で喜怒哀楽が凝縮されているからこそ感動も大きいのかなと思います。
そうじゃなきゃ、たった1点入ったくらいで歓喜の渦なんて起こらないでしょうから。


No Football , No Life

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おめでとうございます

特に熱心なサポーターではございませんが、
たまたま仙台にいたので昇格の瞬間を観ることができました。

ここ湘南は、まだ盛り上がっている・・・ハズです(笑)

ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ

いやぁ、さすがに水戸戦で決まることはないだろうと思っていたから、
ビックリでございましたわよ。
2001年に昇格の瞬間を見れなかったから(PPFツーリング中だったのね)、
今回はちゃんと観ようと心に決めておりましたです。

湘南は次が大一番ですよ!
土曜日はパブリックビューイングへゴー!
甲府に行ってもいいよ~
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Author:RSroman
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