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イタリアの旅 第5夜 その1 -芸術の街フィレンツェ-

イタリア語で朝ごはんは「la prima colazione」と言いまして、
prima(第一)ってことは secondaもある訳でして、
「la seconda colazione」はお昼ごはんです。

  ちなみに「primo」「secondo」じゃないの?と疑問に思った方、正解!
  「colazione」が女性名詞なので、語尾が「-a」になるのです。
  「-o」は男性名詞につくときの変化です。
  ついでに、定冠詞も女性形の「la」がついています。

その朝ごはん。
日本じゃ朝ごはんをしっかり食べなさいとよく聞きますし、
旅館やホテルじゃ調子に乗って食べすぎたりと、かなり充実しているものです。

しかし、イタリアはかなり適当。
なんか甘いパンにカプチーノなんかで軽く済ませます。
まぁ、昼夜の大盛りを考えれば、それくらいがちょうど良いのかもしれませんけど。

ローマのB&Bでは、それほど物足りなさは感じませんでしたが、
もうちょっと何かね、そう、チーズとかハムとかあってもいいんじゃない?的な。
サラダとかフルーツもあったらいいよねぇ。
なんて思いながら3泊し、フィレンツェはどうなのよとなる訳です。

時差のおかげか早起きになってしまった朝、
身支度をしてフロントに行ってみました。
昨夜レストランから帰ったときに居たおじいちゃん。
ちょっと愛想が無かったりするのは、品の良いおばあちゃんが良過ぎるからなんでしょうね。
きっと夜の部のおじいちゃんに挨拶をし、フロント横から食堂に入ります。
食堂と言っても、2人掛けテーブルが数席ある程度の落ち着いた雰囲気の部屋。
先客に金髪美女二人組がいたので、「Buongiorno!」とご挨拶をして席に着きました。

「Café? Cappuccino?」と訊かれましたので、ここはカプチーノで。
「Orange juice?」とも言われたもので、「Un'arancia, per favore.」と
引き続きイタリア語ゴリ押しで (笑)

こちらもパンなどはセルフなのですが、ちょっと前より美味しそうかも。

フィレンツェ朝ごはん

食後は早々に支度をし、フロントに行ったら若い娘さんに変わっていました。
孫娘か?
「Ciao!」の挨拶で出発。

天気予報ではずっと雨予報なのですが、今日もフィレンツェは好天。
気温も肌寒いくらいで、街歩きにはちょうど良いです。
先ずはタクシーに乗ろうと、目の前のドゥオーモへ。

今朝のドゥオーモ

何度見ても凄いね。
ちなみに、この大聖堂の名前は「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」と言いまして、
「フィオーレ」はイタリア語で「花」ですので、「花の聖母マリア」って意味です。
フィレンツェをホームとするセリエAのチームが「フィオレンティーナ」です。

タクシーに乗り、向かったのはヴェッキオ橋の先にあるピッティ宮殿。
その広大な敷地の中にあるパラティーナ美術館です。

ピッティ宮

ここは一般的なツアーコースに入っていないことが多く、予約なしでも空いてるとの情報から
日本で事前に予約していなかったのですが、とりあえず朝イチで来てみました。
やっぱり空いてる。。

チケット売り場はどこかなと見回してみると、右端の方にそれっぽい入り口があったので、
その窓口にて大人一枚購入。「Un biglietto, per favore!」です。
値段は13ユーロ。そこそこですね。

パラティーナ美術館チケット

割とアッサリな入り口を抜けると、中庭。

パラティーナ美術館中庭

さすがメディチ家の私邸だったことはあります。
このメディチ家というのは、フィレンツェで銀行家、政治家として台頭し、
ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなど芸術家のパトロンとして
ルネサンスの文化を育てる大きな役割を果たしたそうです。
そのコレクションの数々か飾られている美術館なんですね。

さて、豪華な割に地味な入り口を入ると、重々しい階段。
人もほとんどいないので、シーンとしている階段を上がると急に豪華な装飾の部屋になりました。
ここから28の部屋にあれやこれやの名画が飾られています。
それも、無秩序に飾られているので、見ておかなければの名画を見逃しかけたりで大変。
ここにもラファエッロの名画か飾られていまして、子椅子の聖母もしっかり鑑賞。

改めて思ったのは、美術館巡りを予定に詰め込みながら、
ルネサンス期の芸術についてかなり不勉強だったこと。
もっと下調べをしっかりやっていれば、もっと絵画、彫刻を楽しめたんだろうなと思いました。
有名どころをチラ見だけじゃもったいないですね。
当時の作品を本当に触れられるくらいの距離で楽しめるんですから。

ひとしきり駆け足で鑑賞し、12:00予約のウフィッツィ美術館へ向かいます。

ヴェッキオ橋を挟んだ位置の美術館なので、徒歩数分というところでしょうか。
のんびり街並みを眺めながら石畳を歩くと、ローマよりも落ち着いた雰囲気だからか
しっくりと街並みに溶け込んでいるような気になってきます。

ほどなく到着したウフィッツィ美術館ですが、
こちら、収蔵品の質・量ともにイタリア最大で、ここもやはりメディチ家のコレクションです。
ハンパないです。メディチ家。
そのため、予約をしていないと行列で大変なことになります。

予め予約を済ませてはいましたが、これまでのドタバタを踏まえると早く着いておかないと。
そう思い、40分ほど前に到着しました。
この写真は予約の列なのですが、

ウフィッツィ美術館入り口

一般入場は物凄いことになっています。
良かった。予約してて。
ところで、今回もまた、印刷したバウチャーはどこで引き換えるの?
それっぽい窓口で尋ねると、ココじゃないよ、あっちだよ!と指差されまして、
そちらの方に行ってみると、何もないのね。
またかよーイタリアの案内・・・
そもそも敷地も結構広いので、あっち行ったり戻ったりすると結構時間がとられてしまいます。
そういえば、予約の窓口を調べて、図解で案内してるサイトがあったはず。
なぜそれを印刷しなかったと後悔しながら、焦りつつ携帯で検索。
そういうときってなかなか出てこないものなんですよね。
うっすら残ってる記憶を頼りに、そういえばコの字の逆側にあったような・・
この空間にコの字になってるとこなんて無いぞと辺りを眺めてみたら、
建物同士が2階で繋がってる所があり、見ようによってはコの字に見えるような。
とすると、向かい側の建物なの?と向かってみたら、ありました、チケットオフィス。
しかし、そこも行列になっていて、入館時間の5分前ですが、到底間に合いそうにありません。

牛歩のペースでようやく順番になり、「Mi dispiace..」と予約の紙を差し出すと、
何事もなくチケットを渡してくれました。
いやぁ、時間にルーズなのが有難い。。

ウフィッツィ美術館チケット

そこから予約専用入り口の列に並ぶのですが、ここもまた長い列。
いつ入れんの~?なんて思いつつ、一般入場の列を眺めて大変だねぇなんて思っていたら、
次第に入場口が近づいてきました。
そろそろチケット準備しようかとバッグを見たら、無い!!!
ダウンのポケットにも無い!財布の中にも無い!
ヤバい、どうしよう、スラれたか?
何度も確認するのですが、どこにも見当たりません。
いよいよ入場ゲートだというところで、列から離脱しようと諦めかけたそのとき!

ズボンのお尻のポケットに手を入れたら、ありましたチケット (^^;
そう、お尻のポケットになんか入れたらすぐにスラれるぞと一番警戒していたので、
そこに入れてるはずないと探しもしていませんでした。
自分のアホさに呆れながら、ギリギリのタイミングで入場成功です。

大行列の理由はセキュリティーチェックで、ここでもX線検査があります。
準備も何もしていないものだから、慌てて金属類を外し、ベルトコンベアの上に放り投げます。
おかげで出てきたバラバラの荷物をまとめるのがまた大変です。

汗を拭きつつ順路に従って2階に上がると、もうそこから展示が始まりました。
こちらは建物の構造が大きなコの字になっていて、コの字の広い回廊の内側が中庭で、
外側に展示の部屋が並んでいます。

とにかく収蔵品が多いので、有名どころをピックアップしての鑑賞にしましたが、
それでも大変なものです。
中でも、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画は緻密で素晴らしく、「受胎告知」は感動。
ヴォッティチェッリの「春」や「ヴィーナス誕生」は鳥肌が立つ美しさです。
もちろん、ミケランジェロやカラヴァッジョ、ラファエッロの作品にも引き込まれます。
芸術に疎くても、これだけ次々に聞いたことのある芸術家の作品を目の当たりにすると
感動が波のように押し寄せてきますね。

満足したところで13:30を過ぎていまして、これより遅くなると夕食に響くと
美術館内のカフェでお昼ご飯を食べることにしました。
このカフェ、何がいいって、眺めが最高なんです。
ヴェッキオ宮殿がどーんとそびえています。

ウフィッツィ美術館のカフェ

その下はシニョーリア広場ですね。

エスプレッソとカプレーゼのパニーノ、あとガス抜きの水を慣れたイタリア語で注文したら、
カメリエーレに「Bravissimo!」と言われてこちらも「Grazie!」
絶景だし、コーヒーもパニーノも呆れるほど美味しくて、かなり満足。
しかし、モッツァレラがいいのかトマトがいいのか、カプレーゼはほとんどハズレ無しですね。
もっといろいろな物を食べたいのですが、カプレーゼになりがちです。

さて、ひと息ついたところで本日3つ目の美術館へ向かいましょう。


【本日前半のトラブル】(5段階評価)

 ・またもチケット引き換えでドタバタ(3)
 ・またもチケット紛失騒動(3)
 ・芸術作品の勉強不足 (1)

【対策】
 
 ・まー何度も言うようですが、事前に調べたものをちゃんと覚えるか印刷しよう。
 ・まー何度も言うようですが、大事なものは確実な場所にしまおう。
 ・ルネサンス期の勉強をすれば、美術館をもっと楽しめるでしょう。

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