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イタリアの旅 第5夜 その2 -ごめんなさい-

ウフィッツィ美術館を出ると、フィレンツェの中心ともいうべきシニョーリア広場があります。
先ほどのカフェから見えていたヴェッキオ宮殿はフィレンツェの市庁舎として使われており、
その下にはダヴィデ像が。

ダヴィデ像(レプリカ)

でもこれはレプリカでして、オリジナルは1501年~1504年に制作され、
風雨の劣化を避けるために 1873年にこれから向かうアカデミア美術館に移されています。
このレプリカでさえ 1910年作なんですから。。

アカデミア美術館までは少々距離があるので、タクシーにて向かいます。
とはいえ、どこで乗ろうかと歩いていたら、ちょうどお客を降ろしたばかりのタクシーを見つけ、
運転席側から交渉しようとしたら、欧州のオバちゃんが一方的に何か言いながら乗り込んでしまいました。
またですか。譲り合いの精神ってものがありませんね。
仕方ないので5分ほど歩いてタクシー乗り場のあるドゥオーモまで戻って乗りました。

なんだか中途半端な場所で降ろされたなと思ったら、そこがアカデミア美術館。
名前の割に、何とも地味な建物です。

アカデミア美術館

表札?くらいしか撮るものがありません。
ドドーンと美術館っぽい正面入り口は別にあるのかな?

少し時間が早かったので、先ずは入場の様子を眺めます。
列が出来ている方が予約なしの一般ですね。
その隣が15分区切りの予約時間になっている入り口みたいです。
キリの良いタイミングで流し込んでいますね。
大行列というよりは閑散としているくらいなので、間違えることはなさそうですね。
みんな印刷したバウチャーを持っているので、他で引き換えの必要もなさそうです。

そろそろかなって頃合いに
「Dov'e l'ingresso? Qui?」(入り口どこ? ここ?)
と訊いたら、時間を待たずに中へと通されました。
これまで遅刻ばかりだから、フライングもたまにはアリかな?

ここもX線の危険物チェックがあるのですけど、
人数も少なくスイスイ流れたので、どちらにしても慌ててリュックとバッグだけベルトに乗せ
財布やら時計やらそのままゲートを通ったら「ブー!」
やっぱりね。
えぇっとーと外そうとしたら、警備員が「いいからイケイケと」言いますので、通り抜けちゃいました。
そんなものでしょう。

流れに任せて進んでいったら、ヴィンテージのバイオリンなどが飾ってあって、
ほほう・・なんて眺めていたら行き止まり。あれ?
そんなはずないと入り口の方に戻ったら、逆方向が正解のようでした。

彫りかけの大理石の彫像が幾つか並んでいるその先に、ひときわ存在感を放っているのが
かの有名なミケランジェロ作 ダヴィデ像。
5.17mのその姿は、筋肉のディテール、浮き出た血管、凛とした表情と相まって
今にも歩き出しそうなほど生き生きとしています。
彫像なんて~と思いながら観に来ましたが、これほどの迫力とは。
しばし空いた椅子を転々としながら、いろいろな角度からゆっくりと眺めました。

ただ、この完成度の高さを改めて実感するのは、何点かの彫りかけの彫像を観てこそです。
一部や上半身だけの未完成作品が並んでいるのですが、本当に彫り上げているのが良く分かります。
荒っぽく切削された面が、あれだけ滑らかに、生々しく仕上がることに驚きです。

アカデミア美術館の見所はこれだけなので、さほど時間もかからずに退館。
近くにスーペルメルカートってゆーか、SPARがあったので、せっかくだから買い物してみますか。
ビールやら水やら買って、レジで精算。金額が表示されるので、とっても楽ですね。

スーペルメルカート

タクシーでホテル近くまで戻り、裏通りのお土産屋的なスーパーにも立ち寄って
ここでもいろいろ購入。そもそも、ココだけでも良かったかも。

「Pegna」(ペーニャ)という店なのですが、品揃えが豊富で、キッチン付の宿で自炊でも良し、
食材のお土産確保にも良しななかなか使えるお店です。
店構えもシックで良い雰囲気なんですよね。(写真撮り忘れちゃった)
ここでは乾燥ポルチーニ茸を見つけたので、こりゃ幸いと棚に無くなるほど購入。
フィレンツェに来たら、絶対に立ち寄りたいお店です。
ドゥオモから路地を南に少し入ったところですので、是非!

さて、すっかり夕方になりましたので、一度宿に戻って準備です。
何を準備するかといえば、胃の準備ですよ。戦いに備えての。

キャベ2

「食事の前にのむ!」


昨夜よりはマシかな?と空腹具合を確認しつつ、晩御飯に出発。
歩いても15分程度の距離ですが、迷うよりは良いだろうとタクシーに乗り込みます。
流しのタクシーが極端に少ないイタリアでは、タクシー乗り場の近いホテルは便利です。

夜になって歩行者の増えた裏路地をガンガン飛ばして程なく到着。
場所としては、朝イチに出掛けたヴェッキオ宮殿のご近所です。
開店時間まで少し時間があったので、周辺を散策してみたのですが、
すぐにヴェッキオ橋だったりとフィレンツェは本当に徒歩圏内に見所が集中しています。

開店時間になり、昨夜のレストランに比べると拍子抜けするくらいの行列のなさ。
それでも検索すると良く出てくる有名店らしいんですけどね。

マンマジーナ

「TRATTORIA mamma gina」

通されたのは、奥の広いスペースの二人掛けのテーブル。
空いてるねぇ・・と思っているうちに10ほどあるテーブルが埋まってしまいました。

気さくなカメリエーレがやって来たので、昨日の反省を踏まえて前菜は無しで行こうかと思いつつも、
少々気おくれしてしまい、メニューの中でも軽そうな生ハム&メロンを注文。
イタリア語では「Prosciutto e Melone」プロシュットが生ハムで、「メローネ」はメロン。
「e」は英語の「and」でございます。
ついでにすっかりハマってしまった白ワインも注文。

若干の手持無沙汰の中、程なくやって来たのは「赤ワイン」(笑)
おいおい、白って言ったじゃん!「vino bianco」って通じなかったかな?
それとも、肉だから赤だと思っちゃったかな?まぁ、どちらでも飲みますけどね。

チビチビ赤ワインを飲んで待っていると、カメリエーレがやってきて、
「ごめんね、メロンないんだわ (^^;」なんて言うんですね、これが。
「クロスティーにでもいい?」と言われるままにお願いしたら、あららら。

Prosciutto

「クロスティーニ」というのは、パンの上に具を乗せた前菜でして、
それだけならまぁ適量かなと思っていたら、思いっきりの生ハムまで出てきました。
メロンが無いなら「生ハムメロン」もキャンセルじゃない?
生ハムだけボーンと出されても・・(;´д`)

しかしですね、後先考えなければ、物凄く美味いわけですよ。
生ハムは、とにかく美味しい。もうそれだけ。赤ワインが素晴らしく合います。
適度な塩味が何とも絶妙。もうね、これだけ食べに行っても損しないですよ。

そして、クロスティーニがまた美味い。
レバーペーストかな?抜群です。ワインに最高です。
これだけで終了したいくらいに美味しく頂けました。
でも、完食してる場合じゃないんです。

この店に来た本当の目的は、ただ一つ。
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Bistecca alla Fiorentina)を食べに来たんです。

これは、フィレンツェ風Tボーンステーキのことでして、
特産のキアーナ牛のフィレとロースが一緒になった厚さ3cm以上のTボーンステーキで、
1kgからという店が多いのですが、さすがに一人ですので500gを注文できる店を選びました。
とはいえ、1kgじゃないとダメだよと言われると困るので、
「Ce lo avete cinquecento grammi?」(500グラムあります?)
と訊いたら大丈夫みたいなので注文。

ちょっと気になったのが、ここのカメリエーレ達の私語の多さ。
軽いノリみたいなのがウリなのかなとも思うのですが、
昨夜のレストランは何か頼もうとする瞬間は見逃さずに見てくれているので、
とても声を掛けやすいんですね。
ここは喋ってるか鼻歌歌ってるかで、声掛けてもなかなかやって来ないんですね。

そんなこんなで、少し前菜食べすぎたかなと思っていたら・・きた!

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ1

骨つきながら500gのヤツがきました。
迫力にたじろぎながら、ナイフを入れてみると、いや凄い質感。

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ2

勢いで食べないとこちらがやられる。
息つく暇なくがっつきます。
流石の厚さ故、中は赤みが残ったレアなのですが、塩コショウのみのシンプルな味付けで
バクバクいけちゃいます。

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ3

美味しかったです。頑張れば1kgいけたかもしれない。

満足したからもう退散だ! 早くホテルに帰って横になりたい。。

カード払いを伝えて伝票を持ってきてもらったら、49ユーロで、
サービス料の項目が無かったもので「ペン貸してよ」とキリ良く55?
いや半端だなと「+11」と書き加え、総額を「60ユーロ」としました。
20%以上のチップですので、結構破格ですよ。サービスがアレだった割には。

書き加えた伝票とカードを渡し、レジの方へ向かうと、
アレ?カメリエーレの対応がなんか悪いぞ。。笑顔がなくなってる。
なんだよ、チップ多めに入れたのに。
PINコードを入力し「Era molto buono,grazie!」と店を出るときに振り返ると、
やっぱり彼は不機嫌そう。

満腹だぁ~と帰路は歩いてホテルに向かったのですが、
途中、「んっ!?」と何かが引っ掛かりました。
ポケットのレシートを見たら、何かがおかしい。

そう、支払金額が「40ユーロ」になっていたんです。

うそっ!
確実に僕は 41ユーロの金額の下に「+€11」、41を消して「€60」と書き加えたはず。
イタリアの書き方だと「1」と「7」は紛らわしいけど、「4」と「6」は間違わないはず。

悪意が無くても計算ミスで割高に請求されたりしがちなイタリアで、
強引に値引きしてしまいました。
それも、笑顔でお礼を言いながら金額を下げるという鬼のような仕打ちで (^^;

程なくホテルに着いてしまったのですが、戻って払おうか悩みました。
だって、モヤモヤするんだもの。
「mamma gina」ごめんなさい。次行く機会あったら、チップ2倍はずみます。


【本日後半のトラブル】(5段階評価)

 ・白ワインのはずが赤ワイン (1)
 ・前菜多すぎ (1)
 ・お支払間違い (3)

【対策】
 
 ・結果的に赤で正解だったけど、「びあんこ!」とちゃんと言おう。
 ・適量注文は難しいね。言葉覚えて相談しないと。
 ・会計したらすぐにレシートを確認。金額違いはすぐに訂正しよう。
  ボラれたら諦めもつくけど、意図せぬ値切りは後々気まずい・・

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