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イタリアの旅 第7夜 その2 -迷路の末の落とし穴-

Venezia 英語ではVenice

イタリアの形の長靴で言うところのふくらはぎの上の方です。
このアドリア海の奥に広がる干潟にヴェネツィアがあります。

魚の形をしたヴェネツィア本島は、S字のカナル・グランデ(Canal grande)と呼ばれる大運河が
島を二分するように流れ、さらに細い運河が網の目のようにあるため、建物はかなり無秩序で
起伏のある路地は迷路のようになっています。

ヴェネツィアの地図

これは、Googleマップにホテルや観光スポット、レストランをマークしていたもので、
駅とホテルから右の方のサン・マルコ広場まで直線距離 1.5㎞ほどではありますが、
細い路地や石畳の連続のため、そう簡単なものではありません。
やはりある程度は大運河を水上バスで移動する必要があります。


ホテルに荷物を置いて身軽になり、ここからヴェネツィア散策へ。
先ずは駅前まで戻り、水上バスに乗ります。
とりあえず、各駅停車に乗ってのんびり運河から眺めようなんて思っていたのに、
快速みたいなのに乗ってしまったものだから、あっという間にリアルト橋。

リアルト橋

カナル・グランデにかかるこの観光名所の太鼓橋は、アーチの上に土産物屋が並んでいます。
大運河にかかる橋は4つしかないので、沢山の人が行き来しています。
この橋の上からの眺めもなかなかなもので、水際に建ち並ぶ色とりどりの建物を一望できます。

リアルト橋から

この橋の近くには美味しい食べ物屋さんも多いので、お昼ご飯にしましょう。
複雑な路地の片隅にある店を見つけるのには、ここでもGoogleマップが大活躍。
GPSを頼りにマークした店を探しつつ、路地裏を眺めて歩きます。
大運河からの眺めとは違った、古き良きイタリアの街並み。
歩行者しか入れないような路地を歩くのは、まさに探検という感じです。

裏路地の運河

路地裏の細い運河も、実に雰囲気があります。

GPSに案内されながらも少々迷いつつたどり着いたのは、Do Spade。

Do Spade

営業時間が昼の部 15:00までなのに、14:30近くでも満席の様子。
ドアを開けて、「Avete un tabolo?」(テーブル一つありますか?)と訊くと、ちょっと待っててとお姉さん。
外で10分ほど待ちながら店内を眺めていたのですが、入り口近くのカウンターで
数人のオジさんがワイン片手に立ち飲みで談笑しています。
おー、これがヴェネツィアの居酒屋バーカロ。
バーカロでは、チケッティと呼ばれるおつまみをカウンターで注文し、オンブラと呼ばれるハウスワインを
立ち飲みでひっかけて、何件かハシゴするらしいんです。
昼間っからやってますね。
テーブル空いてないなら、立ち飲みで時間つぶそうかとも思ったのですが、ちょっと気が引けちゃいました。

程なくお姉さんに呼び込まれ、奥のテーブル席に案内されました。
4席のうち、一組は日本人の若い女性の二人連れ、もう一組は日本人の4人家族。
やはり日本でも有名なようです。

サクッと白ワインのオンブラを注文し、メニューを眺めます。
アンティパストは「鰯のグリルポレンタ添え」で。

鰯のグリルポレンタ添え

モチモチとしたトウモロコシの粉で作られるムースのようなポレンタの食感と、
鰯の味わいがとても美味しい一品です。
しばらく、なんだこれ???と思いながら食べてました。

プリモピアットは「イカ墨のスパゲッティ」

イカ墨のスパゲッティ

これがですね、とにかくビックリしました。
濃厚なイカ墨のコクがフワッとというより、ブワーッと広がるのですが、全くクドくなく、
驚くくらいアッサリとしていて、過去最高に美味しいスパゲッティでした。
どうやったらこんな味を出せるんだろう?

ふと周りを見渡すと、お客さん誰もいなくなってました。。
奥の方では掃除も始まっています。
しかし、ここで引き下がっていては!
ティラミスを注文!

ティラミス

デカかった…
でも、濃厚ながら爽やかなチーズの風味はさすがです。
残すかなと思っていましたが、問題なく完食。

全部美味しかったですねぇ。
この店はまた来たいです。

時間が許せば、バカーロのハシゴ酒でもしたいところでしたが、とりあえず観光優先。
リアルト橋の水上バス乗り場まで戻り、サン・マルコ広場行きへ乗船。

水上バスより2

いいねえ、ゴンドラ。実に優雅です。
肌寒いながらも陽が出ているので、運河を流れる寒風も心地良いです。
しばらく進むと大運河が開け、ここが島なんだなと改めて実感できます。
そして、左手にサン・マルコ広場が見えてきました。

サン・マルコ広場 海より

この広場も、やはり象徴と言える鐘楼がそびえています。
船着き場に近づくにつれ、人の多さを実感。やはり最大の観光スポットです。

上陸!そして仮面!

仮面

トゥナイヤイヤイヤイヤイヤイティア!の仮面舞踏会は、ヴェネツィアが発祥のようです。
思わず買いそうになってしまいましたが、誰も貰ってくれそうにないのでやめておきました。

サン・マルコ広場は海側から入ると意外に小さいなって思ってしまうのですが、
実はそこは小広場で、その奥に広い広場があるのですね。

サン・マルコ広場

正面がサン・マルコ寺院で、右手がドゥカーレ宮殿…だったかな?
ドゥカーレ宮殿には福音記者マルコを象徴する有翼の獅子像がありまして、
この獅子が聖書を持つとヴェネツィア共和国のシンボルとなるそうです。

有翼の獅子

ミラノのマークもそうですが、由緒もデザインもカッコいいですね。

そして、このドゥカーレ宮殿の裏手にあるのがため息橋で、
囚人がドゥカーレ宮殿内の訊問室で取り調べを受け、細い運河を挟んだ牢獄へ行く際に
最後にヴェネツィアの景色を見てため息をつくことから名付けられたとのことで…
それが何故だか、恋人同士がこの橋の下で日没時にゴンドラに乗ってキスをすると永遠の愛が約束されると
真逆のような言い伝えになっているらしいです。

ため息橋

この撮影スポットもキスするカップルで溢れていまして、
そんな不埒な輩をかき分けながら撮影を果たしました。

この後、エレベーターがある鐘楼に上ってやろうかと思っていましたが、大行列で断念。
お土産でも探しながら近くの船着場まで行こうかと思ったら、迷った挙句リアルト橋まで戻ってしまいました。
S字をショートカットとはいえ、なかなかくたびれますね。

次の予定まで少し時間があったので、お茶でもしようかなと思いましたが、
明日の帰国の飛行機のWebチェックインをしておきたいと、一度ホテルへ戻ることにしました。
何しろ明日は時間的に綱渡りなもので、出来ることは今日中にしておかないと。

水上バスにてホテルへ戻り、フロントのお姉さんに「Posso usare l'internet?」と声を掛けると
ログインキーが書かれた紙を渡されまして、「使える?」なんて訊かれたものですから
「Si! OK!」とロビーのPCの電源投入。WindowsXP、それはいいとして、5分待っても立ち上がらない。
ナニコノPentiumIIの128MBメモリ的な動作の遅さは…
そして、ブラウザ立ち上げたら、手書きくらいの描画の遅さで出てきた画面はイタリア語 (笑)
そりゃそうでしょう。
日本語言語パックぶち込んでやろうかと思いましたが、何しろ遅いので、
とりあえずアリタリアのサイトを開いてみますが、当たり前のイタリア語。
なんとなく雰囲気でWebチェックインらしきところまで進んでみますが、上手くいきません。
仕方ないので英語バージョンにしてみても、受け付けてくれません。

どうしようかと思いつつ、スマートフォンで繋いでみたら、アッサリとチェックイン手続き完了。
やっぱりスマフォですね。ホテルに戻ってくる必要なかったじゃん。

そろそろ時間が迫ってきたので、再度水上バスに乗り込みます。
次に目指すのは、ゴンドラセレナーデ!

普通、ゴンドラに乗るには、結構高いお金を払って漕ぎ手(ゴンドリエーレ)と交渉しなければなりません。
40分で80ユーロ 8,000円くらいらしいのですが、一台の値段なので一人では敷居が高いうえに
ぼったくられるという話もよく目にします。
でも、やはり乗りたい。ぜひ乗りたい。そんな貴兄に朗報。
ゴンドラセレナーデという相乗り申し込みのサービスもありまして、事前ネット予約もできます。
一人40ユーロなので、割とリーズナブルです。

この乗船待合場所に行くには、各駅停車の水上バスに乗らなければいけないのですが、
時間帯が悪いのか、快速しかないんですね。
少し勝手の分かった最寄りのリアルト橋まで向かい、そこから乗り換えようと思っていたのですが、
ここで重大な事実が発覚!
路上のバスですと、バス停って左側通行の左手にあるものですが、水上バスって右側に停まったり
左側に停まったりと進行方向とのルールがないんですね。
だから、乗りたい船着き場が、大運河の向こう側ってありまして、どうやって渡るんだと。
調査不足を嘆きつつ、歩いて行くことにしました。

ゴンドラセレナーデの待ち合わせ時刻は 18:15くらいで、マップを見ると10分くらいで行けそうですが、
周りの景色を見るとガックリきてしまうのは、街灯もない暗い路地が見通し悪く続いているからです。

ゴンドラ乗り場


GPSでは現在地を把握できても、路地裏の迷路は進んでみないと行き止まりや橋の有無が分からないので、
迫りくる時間と戦いながらゴンドラ乗り場らしきところへギリギリ到着しました。
寒いのに汗だくになりながら受付を探しますが、何か雰囲気がおかしいぞ?
誰もいないの。
18:30になっても待つ人も係りの人もいないので、明かりの灯る小屋の方へ行くと、
ゴンドリエーレらしきオジさんがいたので、バウチャー見せながら訊いてみたら…
「え?もう終わったよ?」だって。
どう言うことだい!?あんたらが送ってきたバウチャーには、今日の日付と 18:30て記載してあるぞ?
そしたら、「11月からは 15:30で終わりなんだよ。ごめんな。」だって。
おいおい、そりゃないじゃない?どうしてもダメ?だったら金返せ。
そんな感じのことをイタリア語と英語を交えて訴えたら、エージェントに聞いてくれと(泣)

あー最後の最後でイタリア仕事だー!
間違い認めないわ、ドライだわ。
何気にこのゴンドラが一番楽しみだったんだぞ!

ここまでたどり着くのにだいぶ疲労が溜まっていたので、夜の散策もさほどせず、
ビールとおつまみを買ってホテル近くまで戻ってきてしまいました。
ホテル近くのレストランで晩御飯でもと探してみましたが、あまりお腹も減っていないし、
明日はかなり早起きなので、貴重な晩御飯を飛ばして早めに休むことにしました。

無駄に広い湯船に入浴剤を入れ、イタリア最後の夜の疲れを癒しました。
うーむ、不完全燃焼。。。

【本日後ろ半のトラブル】(5段階評価)

 ・水上バスの乗り方(3)
 ・ゴンドラ乗れず! (5)
 ・晩御飯食べられず (2)

【対策】
 
 ・水上バスの路線マップだけじゃ分からないこと多いです。
  乗り場が進行方向と逆という発想はなかなか出てこないかも。
 ・予約はアテにするな(笑)
 ・晩御飯、食べようと思えば食べることはできましたが、時間的余裕がもう少し必要でした。
  魚介が美味しい土地ですから、ペスカトーレも食べたかったところです。
 どちらもトラブルではありませんね。

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